自民党は8日の総務会で、組織運動本部長代理に小渕優子元経済産業相(43)、幹事長代理に金田勝年前法相(67)を起用する人事を決定した。小渕氏は2014年10月に政治資金問題で経産相を辞任した後、同党の要職に就いていなかった。約3年ぶりの復帰になる。 【写真特集】小渕優子氏…もう一度立候補、同志のいる自民党で このほか、筆頭副幹事長には小泉進次郎衆院議員(36)と、柴山昌彦前首相補佐官(51)が就任。林幹雄幹事長代理(70)は留任した。 小渕氏は辞任前まで、所属する額賀派で将来の会長候補と期待されていた。同じ額賀派の竹下亘総務会長は8日の記者会見で「小渕氏には『早く復帰しろ』と言ってきた。まず一歩踏み込んだかなと思う」と述べた。 この日の総務会では衆院の常任、特別委員長などの人事も内定した。外務委員長には中山泰秀元副外相(46)、国家基本政策委員長には佐藤勉前議院運営委員長(65)を充