最大甲長20.5センチメートル(おそらく基亜種とされるが亜種不明)[4]。背甲は上から見ると卵形や楕円形[4]。椎甲板にあまり発達しない筋状の盛り上がり(キール)があり、大型個体では背甲を後部を除いて不明瞭になる個体が多い[4]。縁甲板は尖らず滑らか[5][4]。種小名muticaは「滑らかな」の意[4]。背甲の色彩は灰色や黄褐色、暗褐色[4]。背甲と腹甲の継ぎ目(橋)は幅広い[4]。 腹甲は大型でやや細長い[4]。喉甲板はやや突出し、左右の喉甲板の間に浅い切れこみが入る[4]。左右の肛甲板の間にはやや深い切れこみが入る[4]。腹甲の色彩は黄色や黄褐色で、甲板ごとに黒や褐色の暗色斑が入るが不鮮明になる個体もいる[4]。 頭部は中型。上顎の先端は凹む[4]。眼の後部から頸部にかけて黄色く太い筋模様が入る。四肢は頑丈で[5]、前面には瓦状に大型鱗が並ぶ[4]。尾は太くて短く、やや扁平[4]。四