性同一性障害で、心は女性だが戸籍上は男性の経済産業省職員が13日、女性トイレの使用を制限されるといった差別を受け「人格権を侵害された」などとして、国に処遇改善と1655万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。弁護団によると、性的少数者が職場での処遇改善を求める訴訟は初めて。 訴状によると、この職員は40代。入省後の1998年ごろ診断を受けてホルモン治療を始め、今では初対面の人にも女性と認識される。経産省は2009年に申し出を受け、女性の服装などは認めたが、戸籍上の性別が男性である限り、女性トイレの通常使用は認められないと判断。障害者トイレの使用を促し、女性トイレを使いたければ異動ごとに職場で同障害を公表するよう求めた。 日本で性別変更するには性別適合手術が必要だが、この職員は皮膚疾患などで手術が受けられなくなった。上司から「手術を受けないなら男に戻ってはどうか」などと言われ、精神的
「体の不自由な人の手助けをしたい」。純粋な少年の澄みきった心は、重病を装った27歳の男の卑劣な犯行によって踏みにじられた。男は男子高校生を身障者用トイレに連れ込み介助を頼むと、おもむろに下半身を露出し、局部をなめさせたのだ。茨城県土浦市で起きたこの事件。男は準強制わいせつ容疑で逮捕されたが、過去に逮捕歴があり、捜査関係者の間で「チューブマン」と呼ばれていた。そんな男が編み出した驚きの手口とは…。 白昼の市役所で10月25日の昼前、JR常磐線土浦駅(茨城県土浦市)に直結する同市役所の2階にある「市民ラウンジ」。 同県美浦村の無職の男(27)は、辺りを見回して「獲物」を物色していた。日曜日とあって、ラウンジには自習をする高校生や談笑する市民らであふれていたに違いない。男が狙いを定めたのは、机に座って1人で勉強をしていたおとなしそうな男子高校生だった。 「自分は知的障害者なんですが、5階に上がり
東京都文京区小石川2丁目に建設中の分譲マンション(地上8階・地下2階、総戸数107戸)について、都建築審査会が避難設備の不備を理由に建築確認を取り消す裁決をした。建築主が不備を改めて建築確認を受け直す場合、区が新たに高さ制限を設けたため、2階分の減築を迫られる可能性がある。建物はほぼ完成し販売も終了している。 建築主は、NIPPO(東京都中央区)と神鋼不動産(神戸市)。民間の指定検査会社、都市居住評価センター(東京都港区)から2012年7月に建築確認を受け、さらに14年3月に変更した計画について改めて確認を受けた。これに対して、周辺住民9人が街の景観に合わないことや安全基準を満たしてない恐れがあるとして、建築確認の取り消しを求めて審査を請求していた。 裁決書の送付は12日付。法令上、マンションでは火災や災害時に屋外に出られる避難階を設ける必要があり、審査では1階の大型駐車場が避難階と認めら
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