2017年,日本の音楽シーンの最前線に「帰還」し,再び熱狂的な支持を集めている小沢健二.19年前,どうして彼は表舞台から突然姿を消し,NYへと旅立ったのか? 「空白の時代」にいったいどのような活動や放浪や思索がなされてきたのか? 小沢健二が残してきた知られざるすべての資料を読み解き,この稀代のトリックスターの驚きの軌跡を探る. はじめに 第一章 小沢健二はどうしてニューヨークに旅立ったのか 「無色の混沌」 本当のラスト・シングルは「ある光」だった 二〇年後の証言 天才バカボン、二階堂ふみ、マーヴィン・ゲイ 第二章 『Eclectic』の衝撃 国際電話からの肉声 消えたブログ 「日本人がやってる音楽をR&Bと呼ぶほど僕はナイーブではない」 セクシャル・ヒーリング いくつかの喪失 9・11の影 第三章 『LIFE』の鏡像としての『刹那』 Jay-Zとの極秘来日 ヒットチャートと小沢健二 ベスト
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