米Microsoftらが参加する業界団体FairSearchは4月9日(ベルギー時間)、米Googleの「Android」について欧州委員会(EC)に独占禁止法違反の苦情を提出したことを発表した。Androidはモバイル分野でのコンシューマーデータ収集のためにGoogleが仕掛ける「トロイの木馬」だと主張している。 FairSearchは検索の公正な競争と経済成長を追求する業界団体で、Microsoft、米Oracle、フィンランドNokia、米Expedia、米TripAdvisor、フランスの価格比較サイトTwengaら17社が参加している。 FairSearchは以前からGoogleが検索分野での独占を濫用していると主張してきたが、今回はモバイル検索とモバイル広告が中心となる。スマートフォンにおけるAndroidのシェアが約70%を占めていること、モバイル検索におけるGoogleのシ