2022年の脱原発を決めたドイツ政府の諮問機関(倫理委員会)のメンバーを務めた自由ベルリン大学のミランダ・シュラーズ教授が来日し福島県などを訪れた。エネルギー政策をめぐる日本の議論や福島の状況について尋ねた。――エネルギー政策をめぐる日本国内の議論をどうみますか。「原子力発電の比率ばかりが焦点となり、討論の本当の枠組みが国民が見えにくいのではないか。原子力にイエスかノーかでなく、私たちがどう
最近猫も杓子も反原発に盛り上がっていますが、その資金的、思想的なバックボーンはどこにあるのでしょう? ってことでまとめて見ました。 労組系の伝統的な反核活動に、補助金目当ての太陽光関係者がたかっている構図が透けて見えますな(´Д`)ハァ… 続きを読む
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まり、太陽電池は激しい価格競争に入っている。このようなときこそ、太陽電池の高効率化を忘れてはならない。なぜなら、変換効率を高めることが、低システムコスト実現に役立つからだ。変換効率向上に対してどのような手法が有望で、どこまで高められるのか、解説した。 太陽電池は既に大量普及期に入っている。この時期に必要なのは性能改善ではなく、量産技術などの改善による低コスト化だ。従って太陽電池の変換効率を高める研究開発は優先度が低い。これは正しいのだろうか。 このような議論は近視眼的だ。太陽電池はいわば「面積を電力に変える」装置。例えば効率が2倍に高まれば、同じ電力を得るために必要な面積が半分に減る。これが太陽光発電システムのコスト低減にもつながる。面積が半分になれば、たとえ太陽電池自体のコストが変わらなかったとしても、太陽電池を固定する架台の数を半分にでき、輸
香川県の電気設備会社などが共同出資し、太陽光発電施設を運営する新会社「うどん県電力」を、高松市香南町に設立した。再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まったことを受け、初期投資を抑えながら小規模な発電施設を増やしていくという。 平成25年1月末の売電開始を目指しており、第1号の発電施設を同市国分寺町の地権者組合が所有する約6千平方メートルの山林を借りて建設する。計画では太陽光パネル約2520枚(出力630キロワット)を設置し、一般家庭200世帯分に相当する年間約70万キロワット時を発電、全量を四国電力に売却する。今月10日から着工し、事業費は約2億円。 今年1月、地権者の1人が、山林を発電施設などとして活用できないかと、電工社エンジニアリング(高松市)に提案。同社をはじめ県内3企業を中心に新会社を設立した。 新会社の社長に就いた電工社エンジニアリング会長の十河(そごう)正信氏(68)は「
2008年04月21日14:00 カテゴリ書評/画評/品評 植物という叡智 - 書評 - 葉っぱのふしぎ いかんいかん。どうしても献本された「文系本」の書評率が高い。ちゃんと自腹購入の理系本も書評しなければ。 葉っぱのふしぎ 田中修 子供でも読めて、大人でもたのしめるまさに良著。 本書「葉っぱのふしぎ」は、タイトルどおり一冊まるごと葉っぱの本。 目次 Si新書『葉っぱのふしぎ 緑色に秘められたしくみと働き』概要 (サイエンス・アイ新書Web) 第一話 葉っぱがおこしたミステリー ミステリーの真相は? 台風がおこした奇跡の出来事 サクラのツボミは、いつできるか? なぜ、秋にサクラの花が咲くか? 台風による葉っぱの災難 「台風のあとに、サクラの花が咲く」という予言 なぜ、台風のあとにサクラの花が咲いたのか? 第二話 時を刻む葉っぱ なぜ、春に花咲く植物が多いのか? 暑さ、寒さの訪れを予知する方
2009年02月18日02:30 カテゴリSciTechTaxpayer ハコモノ行政はもうたくさん、でもヤネモノ行政はいけそう わかってないなあ。 痛いニュース(ノ∀`):勝谷氏の「20兆円で日本中の住宅にソーラーパネルを設置」案、民主党が採用へ? どっちも。 太陽光発電の現状に関しては、Wikipediaがむちゃくちゃ詳しい。 新・太陽電池を使いこなす 桑野幸徳 太陽光発電 - Wikipedia 太陽光発電の環境性能 - Wikipedia 太陽光発電の資源量 - Wikipedia 太陽光発電のコスト - Wikipedia 一般書では「新・太陽電池を使いこなす」がやはり一番のお勧めなのだけど、初版が1999年で、さすがに手に入りにくくなっているので、まずは上の記事を読んで欲しい。 で、ねらーとはてな村民の多くがしている誤解をまず解く。 「原発作れよ、原発」 私も一技術者として、実
2011年03月22日20:30 カテゴリ東日本大震災SciTech 東電が原子力発電所より太陽光発電所を作るべき理由 諸君、私は原発が好きだ 諸君、私は原発が好きだ 諸君、私は原発が大好きだ この地上で行われるありとあらゆる原子力発電が大好きな私でも、以下を鵜呑みにするのは無理である。 原発の未来、国民的合意の期待 ― コストに注視を ‐ 石井孝明 : アゴラ - ライブドアブログ 経産省の試算では原発の発電コストは建設費と再処理費用を含めても電力のキロワットアワー(kWh)当たりで5.3円、日本の発電コストの平均は6.7円になる。一方で自然エネルギーは太陽光で47円以上、風力9-12円、バイオマス発電12.5円、地熱22-20円と高い。東電「実際の原発はもっと高い」 5.3円/kWhというのはあくまでモデルケースであり、実際の数字ではない。すでに40年もやっているのだからモデルではなく
高エネルギー加速器研究機構(KEK)、東京工業大学(東工大)、科学技術振興機構の3者は6月29日、100億分の1秒の時間分解能で、太陽電池や光触媒の基礎反応である電子移動のメカニズムを明らかにしたと共同で発表した。 成果は、KEK 物質構造科学研究所の佐藤篤志 研究員、同 野澤俊介 准教授、同 足立伸一 教授、分子科学研究所の藤井浩 准教授、東工大大学院 理工学研究科の腰原伸也 教授らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、米化学学会誌「The Journal of Physical Chemistry C」オンライン版で近日中に掲載の予定。 無限といっていい太陽光を利用する太陽電池、光触媒などを高効率化、長寿命化する開発は、エネルギー問題や環境問題の観点から喫緊の課題だ。そのカギとなっているのが、これらのデバイスすべてに共通する、光照射による物質内の電子移動である。 しかし、最も基
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In June 2004 the editor of an energy journal called to ask me to comment on a just-announced plan to build the world’s largest photovoltaic electric generating plant. Where would it be, I asked—Arizona? Spain? North Africa? No, it was to be spread among three locations in rural Bavaria, southeast of Nuremberg. I said there must be some mistake. I grew up not far from that place, just across the bo
7月1日(ブルームバーグ):ソフトバンクは1日、北海道苫小牧市に国内最大規模の太陽光発電所を建設すると発表した。 ソフトバンク広報担当の中山直樹氏によると、出力規模は11万1000キロワットで、2014年度の稼働を目指す。 同社は同時に、太陽光発電所を鳥取県米子市(3万9500キロワット)、長崎市(2500キロワット)、熊本県(1万4000キロワット)を建設する予定を発表した。島根県には4万8000キロワットの風力発電所を建設するという。 東芝は6月20日に南相馬市と総発電能力10万キロワットの太陽光発電所群建設に関する協定書を締結したと発表している。 再生可能エネルギー買い取り制度開始 1日から再生可能エネルギー固定価格買い取り制度がスタートするのに合わせ、ソフトバンクの子会社SBエナジーは京都市でメガソーラー発電所の運転を開始した。 出力は2100キロワットで、敷地面積は8
ローソンは29日、2013年度までに国内2000店舗に太陽光発電パネルを設置し、売電を始めると発表した。 7月に電力会社が再生可能エネルギーを固定価格で買い取る制度が始まることを受け、売電事業に乗り出す。 平均で1店舗あたり12キロ・ワットの発電が可能で、うち10キロ・ワットを売電に回し、2キロ・ワットを店舗で使用する。売電は10月から始め、12年度中に1000店舗でパネルを設置する方針。2000店舗に設置すると、年間の売電額は計7億5600万円となる。 太陽光パネルは、パナソニックや昭和シェル石油の子会社「ソーラーフロンティア」の製品を採用。発電効率が高く、施工・保守体制に優れているのが特徴という。
負の連鎖を象徴する例が太陽電池業界だ。欧米市場は頭打ち、足元の国内市場も過剰な生産設備を抱えており、まさに「八方ふさがり」の状態にある。業界全体が空回りを起こし、刻々と深刻な状況に進展している。 成長著しかった太陽光パネルメーカーが10億ドルの赤字に 東京・港区に拠点を置く商社では、最近ある化学薬品の動きが鈍くなった。「製品の一部を中国の太陽電池関連企業に納入しているが、以前のような発注がなくなった」と担当者は話す。 同社は間接的にではあるが、太陽光パネル生産で世界一を誇る中国の「尚徳太陽能電力」(以下、中国サンテックパワー)に納入している。 中国サンテックパワーと言えば、2006年に日本の中堅太陽電池メーカーのMSKを買収し、それ以来、過去5年で売上高を100倍、営業利益を200倍にした驚異の成長企業だ。 だが、ここに来てその勢いが失速した。2011年の財務報告書にはなんと「10億ドルの
ドイツ東部フィノフフルト(Finowfurt)の太陽光発電所で、太陽光パネルの間に立つ職員(2010年6月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRICK PLEUL 【5月24日 RenewableEnergyWorld.com】独ソーラーパネルメーカーのソベロ(Sovello)は14日、破産を申請した。その前週の9日には同業のソルテクチャー(Soltecture)が破産申請したばかり。この1年間で破産申請したドイツの太陽光関連企業のリストにまた新たな企業が加わった。 ソベロは自社生産したシリコンウエハーを使って太陽電池を作り、これを用いてソーラーパネルを製造していた。ソベロは独Qセルズ(Q-Cells)、米エバーグリーン・ソーラー(Evergreen Solar)、ノルウェーのリニューアブル・エナジー(Renewable Energy)の合弁会社だったが、2010年に独投資ファンド
経済・金融 自然エネルギーへの幻想を助長する「原発何基分」という表現 / 記事一覧 先日、日本経済新聞を見たら、一面に「太陽光発電、原発6基分に」というインデックスがあり、そんな馬鹿なと思いながら他面の本記事のほうを開いてみたら、こんなことが書いてあった。 「太陽光発電の国内導入量が年内に500万キロワットを超え、600万キロワット近くまで伸びる見通しになった。原子力発電所6基分に相当する」(2012 3 20) 「日経よ、おまえもか」である。 この、電源の出力だけを比較して「原発×基分」と表現する行為は、マスメディアでは以前から横行している。前々から気になっていたが、これは本当に注意してもらいたい。というのも、少なくとも年間発電量ベースで見ないと、公正な比較にはならないからだ。 年間発電量は「出力×稼働率」で表すことができる。火力は燃料供給によって稼働率を高めることができるし、原
ドイツ連邦議会(下院)は29日、太陽光発電の買い取り価格を大幅に引き下げることを柱とした「再生可能エネルギー法」改正案を賛成多数で可決した。4月1日以降に導入した太陽光発電は原則として、規模に応じて価格を約20~30%引き下げる。 ドイツは再生エネルギーの普及を図るため、送電事業者に買い取りを義務づける「固定価格買い取り制度」を採用。これにより太陽光発電は急速に拡大し、設備容量で世界一になった。しかし価格は電気料金に上乗せされるため消費者負担が膨らんでおり、太陽光発電の普及を事実上抑制する形に方針転換する。 法案によると、屋根に取り付けるなどの小規模発電は1キロワット時当たり24.43セント(約27円)から19.50セントに引き下げられる。規模が大きくなると引き下げ幅も拡大、5月以降も毎月価格を下げる。 太陽光発電は風力などに比べ、価格が高く設定されている。価格の見直しは定期的に行われてい
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