ブックマーク / sorae.info (4)

  • 4月20日の日食情報 レアなタイプの日食「金環皆既日食」とは?

    ●日の仕組みと種類 2023年4月20日14時頃、日の一部地域で日が見られます。 ご存知のように日とは、太陽・月・地球が一直線に並んだ時、太陽が月に隠されることで、欠けたり全く見えなくなったりする現象です。 【▲ 日の仕組み(Credit: 国立天文台)】日には、「部分日」、「皆既日」、「金環日」の3種類があります。 【▲ 日の種類(Credit: 国立天文台 天文情報センター, 下部注釈はsorae編集部)】日時の太陽の欠け具合は「分」で表されます。例えば太陽がちょうど半分(50%)欠ける場合は分0.50となり、皆既日の場合は分1以上、部分日または金環日の場合は1未満です。 ●レアな日「金環皆既日」 同じ日でも、地域ごとに分の大きさは異なります。今回(2023年4月20日)の日では、インド洋やオーストラリア、東ティモール、インドネシア、太平洋な

    4月20日の日食情報 レアなタイプの日食「金環皆既日食」とは?
  • 地球外生命の痕跡は年間10万個も降り注いでいる!? 新たな探索方法を提案

    生命が見つかっている天体は、現在のところ地球だけです。地球以外にも生命が存在するのか否かは自然科学における大きな疑問のひとつですが、解決するのは容易なことではありません。 解決法の1つとして、太陽系で生命が存在していそうな天体を直接探査するという方法がありますが、生命の探査は容易ではなく、実際に生命が存在する可能性も未知数です。別の解決法として、太陽系外惑星の生命を探索する方法もありますが、系外惑星は最も近いものでも数光年先と非常に遠く、直接探査できるようになるまでにはさらに時間がかかるでしょう。 こうした直接的な探査に代わり、生命の存在を示しているかもしれない大気分子やスペクトル線を探す光学的観測や、地球外文明に由来する可能性のある電波信号の探索が進められています。しかし、これらの方法では生命の存在を間接的にしか証明することができず、生命の存在とは無関係な自然現象で発生した可能性を否定す

    地球外生命の痕跡は年間10万個も降り注いでいる!? 新たな探索方法を提案
  • 宇宙最初の世代の星「初代星」は単独ではなく集団で形成されていた可能性

    【▲ 今回の研究の模式図。初代星が単独で形成されたか、それとも連星系や星団として集団で形成されたかによって生じる次世代の星(超金属欠乏星)の元素組成の違いを、今回の研究では機械学習を利用して解析した(Credit: Kavli IPMU)】東京大学知の物理学研究センターのTilman Hartwig助教を筆頭に、国立天文台やハートフォードシャー大学などの研究者が参加した研究チームは、太陽系の近くに存在する古い星々の化学組成を解析した結果、約3分の2に複数の星から放出された元素が含まれていることがわかったとする研究成果を発表しました。今回の成果は、宇宙で最初に誕生した世代の星「初代星(ファーストスター)」の性質に関する新たな知見を得ることにつながると期待されています。 この宇宙が誕生したばかりの頃には、水素、ヘリウム、それにわずかな比率のリチウムしか存在していなかったと考えられています。天文

    宇宙最初の世代の星「初代星」は単独ではなく集団で形成されていた可能性
  • ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天王星の最新画像

    【▲ ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)で2022年11月に撮影された天王星(Credit: NASA, ESA, STScI, A. Simon (NASA-GSFC), M. H. Wong (UC Berkeley), J. DePasquale (STScI))】アメリカ航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)の「ハッブル」宇宙望遠鏡は、巨大ガス惑星の大気の変化を捉える「OPAL(Outer Planet Atmospheres Legacy)」プログラムのもとで、木星・土星・天王星・海王星の観測を2014年から毎年行っています。 冒頭の画像は、2022年11月10日にハッブル宇宙望遠鏡の「広視野カメラ3(WFC3)」で撮影された天王星の姿。淡い水色が美しい天王星、その右側は白い帽子のような雲に覆われています。ハッブル宇宙望遠鏡を運用する宇宙望遠鏡科学研究所(ST

    ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した天王星の最新画像
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