TOP > 表現の自由 > 不信感だらけの盗聴法改正案、これからは警察に何でも盗聴されてしまうのか!?【第50回山田太郎ボイス】 「そんなことまで盗聴されるの?」という疑問がぬぐえない盗聴法改正案。憲法にあるものの、軽視されがちな憲法21条“通信の秘密”の真相、刑訴法と盗聴法に迫ります! 盗聴法改正案により起こる得る2つの問題点とは 今、国会で盗聴法(犯罪捜査のための通信傍受に関する法律)改正案が審査、審議されています。その内容は、犯罪捜査の中で、電話、携帯電話、メールなどの通信を警察が傍受することができるというものです。 現行制度では、「組織的犯罪」であることを前提とする、薬物犯罪、銃器犯罪、集団密航、組織的殺人罪に限定されていますが、新たな制度改正案には、以下の内容が加えられています。 ・殺傷犯関係(殺人、傷害、傷害致死、現住建造物等放火、爆発物使用) ・逮捕、換金、略取、誘拐関係 ・