田中秀臣氏のhttp://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20081226は、ぼくにとって気分の悪いエントリーなので、正直いってリンクを張りたくなかったのだけど、ここで書かれている小野善康『景気と国際金融』岩波新書に関する記述は、なんかぼくの記憶と違う気がしたので、同書を読み返しはじめた。すると、やはり、ぼくには田中氏の理解は、正反対の気がしてきた。それで、もっと同書を熟読しなきゃ、と思うと同時に、数理的にもきちんと把握すべきだろうと感じて、 Ono, Y "International Asymmetry in Business Activity and Appreciation of a Stagnant Country's Currency" (JER 2006) を併せて読み始めたんだけど、完全理解には時間がとてもかかる。田中氏本人があとできちんと確認する