マルエス工運は、高圧ガスの輸送を中核に、関連するさまざまな業務を行っている。高圧ガスの輸送には、高圧ガス保安法をはじめ多くの法的基準に適合する必要があり、常に安全の確保が求められている。 高圧ガスを必要とする工場などの荷主からは、毎日受注がある。工場の高圧ガスタンクの容量が減れば、それを補充するためにガスを運ぶ。消費されるガス量は工場の稼働状況に合わせ日々変化するため、受注内容の追加や変更、あるいはキャンセルが頻繁に発生するという。 独自の管理会計をカスタマイズで実現 マルエス工運は、効率的な業務を実現するためにIT化を推進してきた。オフコンベースの自社開発システムを財務会計に使用していたが、2000年にオープン化を目的にWindows環境へ移行し、会計パッケージを導入した。 マルエス工運 情報システム部 村岡博明氏 情報システム部に勤務する村岡博明氏は、データさえきちんと会計システムに蓄