NTTドコモは18日、ドコモの利用者がソフトバンクモバイルの携帯端末に電話をかけた際に、ドコモがソフトバンクに支払う「接続料」が高額すぎるとして、算定根拠の情報開示を求めて総務省の電気通信事業紛争処理委員会にあっせんを申請した。同委員会によると、接続料をめぐる携帯大手間の紛争は初めて。 ソフトバンクは、自社が受け取る同一区域内の音声接続料について2010年度分は3分当たり22.86円に設定。ドコモは、他社の利用者がドコモの携帯に電話をした際に他社から受け取る接続料を15.66円に設定し、ソフトバンクより安い。 ドコモは、受け取りと支払いの差し引きで年間100億円以上をソフトバンクに払っており、ソフトバンクが他社より安いサービスを提供する原資に回っている疑いがあると批判。接続料の引き下げを求めている。
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