個人事業者の白色申告と青色申告はこれだけ違う独立して個人で事業を行うようになると、承認手続きを経ることにより、青色申告ができるようになります。青色申告と白色申告では節税の手法のみならず、申告書を出してからもいろいろな点で相違があります。詳しく解説していきます! 独立して個人で事業を行うようになると、青色申告か白色申告を選べるようになります。厳密に言えば、青色で確定申告を行うためには「青色申告承認申請書」を所轄の税務署に提出するという手続きが必要になるのですが、そもそも、白色申告と青色申告の違いとは、何なのでしょうか。 青色申告は節税に有利 確定申告を青色で行うことにより、さまざまな税法上の特典を受けられるようになります。これらは白色申告者の場合には認められていないので、この優遇規定の有無が、白色申告と青色申告の違いのひとつになるでしょう。以下、主だったものを挙げておきます。 ■青色申告特別