ご覧いただきありがとうございます。 今回は前回に引き続き「腎臓病の食事-3」についてのご案内です。 皆さんもご承知のとおり、腎臓の役目は、老廃物などを尿として排泄する働きがあります。 これらの役目を果たす、腎小体とそれに続く1本の尿細管の部分は、腎臓の基本的な機能を担います。 腎小体は血漿(けっしょう)から水分を分離する働きがあります。 尿細管は分泌機能によって尿成分を分泌して、尿を作っています。 腎臓病の食事-3(慢性腎炎の食事のポイント) 良質タンパク質を過不足なく 腎臓の働きが著しく低下すると、本来は尿中に排泄されるべき、血液中の尿素などの、タンパク質の老廃物が溜まってきます。 このような場合には、タンパク質の摂取を制限する必要があります。 一方では、タンパク質が尿中にどんどん排泄されるという症状があり、この症状をネフローゼといいます。 この症状の場合には、タンパク質をしっかり摂取し