タグ

2011年3月22日のブックマーク (2件)

  • 高畑監督、アニメを語る―「心」「理性」そして第9条

    いま、「心」「感情」が重視される映画が増えている ―いま、映画の状況あるいは傾向にはどんな特徴がみられるのでしょうか。 高畑 世間では、泣ける映画が大ヒットしています。「泣けた」が映画のポイントです。現実の生活はなかなか快い気分にさせてくれません。現実を描いてもいい気分の世界に連れこめないので、映画でもテレビでも小説でも、現実に手を加えるわけです。人びとは映画を観て感情を刺激されて感動し、快い気分になりたいのです。 これは映画に限りません。のベストセラーなども「感激して泣いた」とか、そんなものが多い。現実には起こり得ないようなファンタジーに酔っています。今はそれだけ皆苦しいのだろうと思います。 つまり、理性を眠らせて感情的になって心をとろかせてくれるものが喜ばれていますね。 ―そういう現象は、世間が求めているからでしょうか。 高畑 そうですね。それはじつは、現実の暮らしの中では、うまく心

  • Togetter - 「作家・高橋源一郎(@ takagengen)さんの「震災で卒業式をできなかった学生への祝辞」」

    高橋源一郎 @takagengen 「午前0時の小説ラジオ・震災篇」・予告1・今夜は、「小説ラジオ」をやります。最近フォローされた方はご存じないかもしれませんが、一つのテーマでの連続ツイートです。長い時には、2時間近く続くので、フォローを解除されてもけっこうです。 高橋源一郎 @takagengen 「小説ラジオ」・予告2・土曜日は、ぼくが勤めている大学の卒業式がある日でした。しかし、「非常時」のため、卒業式はなくなりました。けれども、その日、学生の3分の2ほどは、少々、着飾って、卒業式のない学校に集まったのでした。行くあてもなく、学内を彷徨する学生たちは難民のようでした。 高橋源一郎 @takagengen 「小説ラジオ」・予告3・結局、学生たちは、いつしか学内のホールに集まり、予定されたプランのない「卒業式」のようなものを行ったのでした。ぼくは、その場所へ「祝辞」を書いて持って行きまし

    Togetter - 「作家・高橋源一郎(@ takagengen)さんの「震災で卒業式をできなかった学生への祝辞」」