印刷 関連トピックスiPhoneNTTドコモKDDIソフトバンク 総務省は、来年2月に割り当て先を選定する900メガヘルツ帯の開設指針を公表した。現在、NTTドコモとKDDI、ソフトバンク、イー・アクセスの4社が1枠をめぐって割り当てを希望している。今回の指針では入札額が変わったほか、次世代移動通信規格であるLTEの普及を重視した。選定対象には各社の周波数の使用状況も加わり、実質的にはソフトバンクとイー・アクセスが1枠を争う構図が鮮明となってきた。 総務省が割り当てるビル陰や山間部でも通信が途切れにくい“プラチナバンド”と呼ばれる900メガヘルツ帯は来年7月25日以降に使用可能な周波数帯。スマートフォン(多機能携帯電話)の急速な普及により、各社ともにトラフィック(データ通信量)が急増しており、喉から手が出るほど欲しい状況だ。 総務省は8月に参入希望調査を実施し、9月にパブリックコメン