2019年12月6日のブックマーク (2件)

  • 中村哲さんのこと - いつか電池がきれるまで

    dot.asahi.com 僕が中村哲さんのことをはじめて知ったのは、医学生時代のことでした。 アフガニスタンで井戸を掘っている医者がいる。 講義のなかで採りあげられていたのか、同級生との雑談のなかに出てきたのか、書店で著書を見かけたのか、中村さんのことを知ったきっかけは思い出せないのですが、僕の率直な感想は「せっかく医師免許を取ったのに、世の中には変わったことをする人がいるものだな。井戸を掘るより、患者を診るのが医者の仕事だろうに。目立ちたいだけの変わった人なんだな」というものでした。 当時の僕は、自分にはあまり向いていなかった医学部の勉強についていくのに精一杯で、だからこそ、病院の中の世界、「医者とはこういうものだ」という固定観念に縛られていたのです。 のちに、中村さんの著書を読んだり、講演を聴いたりして、僕は自分の知識の浅さと視野の狭さを痛感しました。 中村さんが支援してきたアフガニ

    中村哲さんのこと - いつか電池がきれるまで
    AgentScully
    AgentScully 2019/12/06
    この記事で初めてこの方のことを知りました。
  • 【2445冊目】ガブリエル・ゼヴィン『書店主フィクリーのものがたり』 - 自治体職員の読書ノート

    書店主フィクリーのものがたり (ハヤカワepi文庫) 作者:ガブリエル ゼヴィン 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/12/06 メディア: 文庫 めったに出会えない、珠玉の物語。 を亡くした偏屈な書店主フィクリー、書店に置いていかれた2歳の女の子マヤ、出版社の営業担当のアメリア。この3人を軸に展開する物語は、過去と現在を行きつ戻りつ、人が変わること、変わりうることの驚きを伝えてくれる。 『白鯨』からジェフリー・ディーヴァーまで、至るところに織り込まれたに関するウンチクがなんとも楽しく、が傍にある生活がどういうものかがよくわかる。中でもラスト近く、フィクリーの次の言葉は、すべての読みに向けた福音だと思う。うんうん、当にそのとおりだよね。 「ぼくたちはひとりぼっちではないことを知るために読むんだ。ぼくたちはひとりぼっちだから読むんだ。ぼくたちは読む、そしてぼくたちはひ

    【2445冊目】ガブリエル・ゼヴィン『書店主フィクリーのものがたり』 - 自治体職員の読書ノート
    AgentScully
    AgentScully 2019/12/06
    読んでみます、これですよね→『The Storied Life of A. J. Fikry』(https://www.amazon.com/Storied-Life-J-Fikry-Novel/dp/1616204516/) いつもたくさんの書評をありがとうございます。本選びの参考にしています。