2020年2月27日のブックマーク (4件)

  • 『凶手』アンドリュー・ヴァクス 行間から溢れる狂おしいまでの哀しみ - ネコショカ(猫の書架)

    男と女のロマン・ノワール 1994年刊行作品。オリジナルの米国版は1993年刊行。原題は『Shella』。 凶手 (Hayakawa Novels) 作者:アンドリュー ヴァクス 早川書房 Amazon かれこれ30年も前の作品ということになる。作者のアンドリュー・ヴァクス(Andrew H. Vachss)は1942年生まれのアメリカ人ミステリ作家。暗黒小説の名手として名高い。代表作はアウトロー探偵バーク・シリーズである。2021年に他界されている。 アンドリュー・ヴァクスの業は弁護士で、児童虐待問題を主な取り扱い分野としているらしい。小説を書いているのも、世界から児童虐待を無くすためなのだとか。右目にアイパッチをつけた強烈な著者近影からは、ちょっと予想も出来ない経歴である。 ハヤカワ文庫版は1998年に刊行されている。わたしが読んだのはこちら。 おススメ度、こんな方におススメ! おす

    『凶手』アンドリュー・ヴァクス 行間から溢れる狂おしいまでの哀しみ - ネコショカ(猫の書架)
  • 実はミステリアス?図書館が舞台の小説3選 - ひよっこブックガイド

    皆さんは図書館に行ったことはありますか? 町の図書館には足を運びづらいと言う方も、学校の図書室なんかを覗いたことがあるかも? ずらっと並んだ棚に収まるたくさんの。厳かな雰囲気。 なんだかミステリアスな場所ですよね。笑 今回は、そんな図書館が舞台のものや、司書さんが活躍する小説を3作品ご紹介していきます。 話虫干 話虫干 posted with ヨメレバ 小路幸也 筑摩書房 2015年05月08日 楽天ブックス Amazon Kindle 夏目漱石の名作「こころ」の内容が、勝手に変えられてしまった!? ありえない登場人物の数々と、他作品のストーリーまで入り乱れる、挙句の果てには作者のはずの夏目漱石まで乗り出してきちゃって、話はもうしっちゃかめっちゃか…。 実はこれ、すべて「話虫」の仕業。 図書館で働く糸井が任されたのは、貴重な蔵書を守るため、物語の改変を阻止し、話虫を追い払うという、虫干

    実はミステリアス?図書館が舞台の小説3選 - ひよっこブックガイド
  • Hatena ID

    AgentScully
    AgentScully 2020/02/27
    どれも面白そう。読んでみたくなりました。
  • 【読書感想】遅いインターネット ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    遅いインターネット(NewsPicks Book) 作者:宇野 常寛出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2020/02/20メディア: 単行 Kindle版もあります。 遅いインターネット (幻冬舎単行) 作者:宇野常寛出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2020/02/19メディア: Kindle版 内容紹介 インターネットによって失った未来をインターネットによって取り戻す インターネットは世の中の「速度」を決定的に上げた。しかしその弊害がさまざまな場面で現出している。世界の分断、排外主義の台頭、そしてポピュリズムによる民主主義の暴走は、「速すぎるインターネット」がもたらすそれの典型例だ。インターネットによって来辿り着くべきだった未来を取り戻すには、今何が必要なのか。気鋭の評論家が提言する。 僕はダイヤルアップ接続の時代からインターネットを使っているのですが、いつのまにか、今のネッ

    【読書感想】遅いインターネット ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言