【8月15日 CNS】中国・四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)青羊区(Qingyang)に住む黄保全(Huang Baoquan)さんは、毎日午後、両足に「石の靴」をはいて歩く鍛錬をしている。その重さは計108キロ。南京(なんきん)錠の形をした石製の体力鍛錬器具を靴代わりにして運動する方法を考案し、これを「石錠カンフー」と呼んでいる。 【動画】計108キロの「石の靴」で鍛錬、60歳男性考案の「石錠カンフー」 今年で60歳の黄さんは45年前からこの運動を始め、長年にわたり20組以上の石の錠前を使いこなしてきた。現在、黄さんの家にある錠前で最も軽いのは22キロ、最も重いのは54キロ。四川省の各地で見つけた硬い石を使い、ノミとハンマーでかたどった。毎日午後には、台車を使って石錠を運び、穴の部分に足を入れて歩いて家に戻る。わずか230メートルの距離で、40分以上かかるという。 黄さん