はてなの有名人のシロクマ先生のブログは、語り口が柔らかくて、読んでいて気もちがいい。だから割と楽しみにしていて、私がいつも見ている「お気に入り」のリストにあがってくるとたいてい読んでいる(そしてシロクマ先生の記事はたいてい誰かがブクマしている)。読者であると言って差し支えないと思う。ただ、ときどき、シロクマ先生の感性がよくわからないことがある。以前、このブログでも、シロクマ先生の記事に触発されてひとつ書いたことがある。生きる世界がちがうこともあって、どこか理解し合えないところもあると思っている。 それはほとんどの人がそうなのであって、そのこと自体にどうという感慨もない。私は自分自身の親きょうだい、息子とでさえ、わかりあえない部分をもっている。人間と人間はそういうもんだし、また、そういうことがなければ人生おもしろくもないと思う。ちがっている人間同士がたまに重なるから、「ほう!」と膝を打つわけ