いつの時代も新しい息吹を運んで来るのは若者だということなのかい?「若者論」というのはとてもキャッチーで、ついつい、若者が、時代遅れな老人どもに戦いを挑むのさぁ!みたいな、物語が好まれたりするものだから、ついついそういうわかりやすい対立構造を描く文章を書きがちで、昔はわたしもそういうのを書いたことがあるけど、実態はそうでもないよなというのが、実際のところだと思う。 先日、日本人も1つじゃないよなと言ったけど、若者も1つじゃないし、老人も1つじゃない。経営コンサルタントの大前研一さんや梅田望夫さんが、インターネットを通じて出会った者同士は、たとえ初対面であろうとも、国籍が違えども、似ていると感じるというようなことを本で書いていたがそれは私も感じていている。昔から言われている「全人類みな友達」という感覚までいかずとも、最低インターネットを使いこなすという「経験」を共有しかつそこで偶然出会う縁があ