泥沼と化した離婚劇の一番の被害者は子ども。その子どもを守るためにはどうすべきか。多くの相談を受けてきている心理カウンセラーの山脇由貴子さんが解説する。 ある日、妻が「子連れ」で家出 コロナの影響でテレワークが増え、一緒に過ごす時間が長くなったことで関係が悪化した夫婦は多く、相談を多く受けました。そんな中、不仲になった挙句、泥沼の離婚裁判に到ってしまったケースがありました。相談に来たのは夫の方です。 徹は自営業ですが、従業員もいるので、コロナの感染防止の為に完全に在宅ワークをしていました。妻は専業主婦なので夫婦は1日中一緒に過ごすことになり、関係が悪くなっているのは徹も気づいていたそうです。 そしてある日、徹がどうしても出勤する必要があって出かけた日、帰ると妻と子どもがいなかったのです。洋服なども荷物もなくなっていました。夫が慌てて連絡した所、「もうあなたとは一緒に生活出来ません。もう連絡し
![年収1000万円夫の泥沼離婚劇…33歳妻が主張した「DV」と「虐待」(山脇 由貴子)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1fc7a8d02d29a974e77d5429235012da2c5319e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F6%2F1200m%2Fimg_86f5a60a137c361ba16add8f09e3cc2c39949.jpg)