NTTドコモの加藤薫社長は産経新聞社のインタビューに応じ、スマートフォン(高機能携帯電話)向けのコンテンツ販売サイト「dマーケット」で音楽や映像、アプリなどのデジタルコンテンツに加え、来年度から野菜や健康機器などを販売する方針を明らかにした。スマホで簡単に決済できる強みを生かし、通販事業に本格進出する考えで、加藤社長は「段階を踏んで米アマゾンのようになっていく」と述べた。 dマーケットは昨年11月からドコモのスマホ利用者向けに提供。音楽約100万楽曲、電子書籍約4万8千作品、ビデオ5千作品、アプリ約500本を提供している。今年7月からはアニメ500作品も追加し、契約数は176万件強に達している。毎月の利用料金とともに請求する仕組み。手軽に決済できるのをウリに、取扱商品を物品にも広げる。 新たにdマーケットの提供商品として追加するのは、グループ企業の「らでぃっしゅぼーや」が販売する有機野菜や