経済が低迷する南米・アルゼンチンで22日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、12年ぶりに、左派政権が交代することになりました。 選挙は、フェルナンデス大統領の後継で現在の左派政権の保護主義的な政策を継承する与党のブエノスアイレス州知事ダニエル・シオリ候補(58)と、野党で市場経済を重視するブエノスアイレス市長、マウリシオ・マクリ候補(56)の2人で争われ、現地の22日に即日開票されました。 アルゼンチンの選挙管理委員会によりますと、開票率99%でそれぞれの得票率は野党のマクリ候補が51.40%、与党のシオリ候補が48.60%となり、現在のフェルナンデス大統領の夫の時代から、12年間続いた左派政権が終わり右派政権が誕生することになりました。 マクリ候補は「きょうは歴史的な日だ。時代が変わった」と述べて勝利宣言し、シオリ候補は「国民は変化を選択した」と述べ、敗北を認めました。 マクリ候補は外国