印刷 電子部品大手TDKは、データ保存に使われるハードディスク駆動装置(HDD)の記録容量を2倍以上にする新技術を開発した。パソコンやテレビなどの記録容量が一気に倍増する。来年末の量産化を目指す。 HDDは、回転する金属板(ディスク)に磁気ヘッドを近づけ、電子情報を書き込んだり、読み出したりする装置。新技術は磁気ヘッドにレーザー光源をつけ、情報を書き込む直前にディスクにレーザーで熱を加えることで、情報が書き込みやすくなる。 2.5インチ(ディスク1枚)のHDDは、標準の容量が500ギガバイトほどだが、新技術では1テラバイト以上になるという。 関連記事〈マイタウン〉パソコン技術 高校生が競う(8/18)