震災がれきを利用した公園のイメージ図。左側(北西側)のディズニーシーと右奥(北東側)の既存埋め立て地に囲まれた三角形の海域を、手前(南西側)に堤防を築き、埋め立てる構想だ=千葉県浦安市提供 千葉県浦安市の松崎秀樹市長は5日、東日本大震災で生じた宮城県と岩手県の「震災がれき」で、東京ディズニーシー(TDS)南東側の海を埋め立て公園にする構想を打ち出した。国が取り組むよう環境省などに提案したが、環境省は震災がれき処理については14年3月までに終了させる計画で「時間的に厳しく、実現は難しい」と難色を示している。【山縣章子】 【埋め立て公園予定地】TDL、TDSとの位置関係 浦安市によると、予定地として上がるのは、同市舞浜沖で、最深部は7メートルほどの2方向を埋め立て地に囲まれた三角形の海域。沖合を約900メートルの堤防で仕切り、コンクリート片などのがれきで埋め立てる計画という。 最終的に約