神奈川県内で小田急電鉄の回送電車が脱線した事故は、ポイントを通過中に車輪が次第にレールを乗り越えていく「乗り上がり脱線」が起きたとみられることから、会社は、同じタイプのポイントに「脱線防止ガード」を設置するなどの対策を行うことを決めました。 今月19日、神奈川県相模原市の小田急電鉄相模大野駅構内で回送電車が脱線した事故は、現場の状況から、ポイントを通過中に車輪が次第にレールを乗り越えていく「乗り上がり脱線」が起きたとみられています。 このため小田急電鉄は、事故が起きたのと同じタイプのポイントについて、レールの内側に鉄板を取り付け車輪が外れないようにする「脱線防止ガード」を設置することを決めました。 また、同じタイプのポイント付近では、レールに油を塗ることで車輪との摩擦を減らし、乗り上がり脱線が起きないようにする対策も行うことにしています。 会社によりますと、脱線した電車では事故の前日、車両
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