工場の現場における生産性向上や経費削減の具体的な工夫は、企業にとってはノウハウのかたまりといってよく、まとめて表に出てくる機会は多くありません。そんな中、独自に開発した「からくり」を生産現場に導入し、成果を上げているパナソニック エレクトリックワークス社の新潟工場が、その優れた「からくり」を公開。からくりの具体的な仕組みと、工場の現場でどのように使われているのかをじっくり見てきました。 ここでいう「からくり」とは、電気やエアーなどを使わずに、機械の仕組みだけで自動的・半自動的に目的を達成する装置。広くとらえると、テコの原理を応用したハサミや栓抜きなども「からくり」です。取材した新潟工場には、からくりの力に魅せられ、数々の優れたからくり改善装置を生み出したメンバーがいます。それがこの4人! 左から、パナソニック エレクトリックワークス社の徳吉潤成(ひろしげ)氏、黒澤真一朗氏、梨本賢一氏、田邉
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