World IPv6 Dayは、インターネットの標準化や教育、ポリシーについて調整を行う非営利団体、Internet Society(ISOC)が呼びかける世界規模のIPv6トライアルだ 6月8日、本格的なIPv6運用テスト「World IPv6 Day」が全世界的に実施された。インターネットの新たな通信プロトコルの“テスト飛行”では、目立った問題は特に生じなかったようだ。 【詳細画像を含む記事】 World IPv6 Dayは、6月8日の0時から翌9日の0時(いずれもグリニッジ標準時)の24時間をかけて実施された。IPv6の動向を監視しているインターネット・セキュリティ企業Arbor Networksの広報担当者は、目立った不調は見られなかったと報告している。「今日のところは大きな問題や低速化は起こらなかった。テスト前日と何ら変わりはない」(同氏)。 ただし同氏は、テストに参加した