「サフラジェット」の奮闘を描いた「未来を花束にして」を見終わった。 www.tyoshiki.com この作品を見て思ったことは、「公共」や「TPO」というものを無条件で信じることの怖さである。 この当時における「公共」や「TPO」においては、女性の権利を 圧殺することが正しく、女性が権利を主張するというのは間違ったことだった。サフラジェットのメンバーであった女性の視点から描かれる男性は、女性にとって理不尽そのものである。 だが、作中に出てくる男たちは悪人ではない。 工場長のように露骨にゴミクズな男もいるが、主人公の夫や、警察官の人たちの存在は、あくまでも兵士として当時の「公共」に従っているだけである。 私は歩兵。あなたもです。 敵と味方ですが、私は裏切らない。あなたもでしょう? 主人公の夫は、妻が「参政権」を求めたりするまでの間は彼なりに家族として妻を大事にしている。しかし、彼女が「女性
![「公共の場ではお前らの権利はない」「お前たちは隠れていればいい」というメッセージを安易に発信できる人すごいな - 頭の上にミカンをのせる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d8798bc65628fb315f38cbaaf9336c72e4ba0a1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51zGylhAj2L._SL160_.jpg)