新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るう中、ドライブスルー方式で感染の有無を検査する子ども=2022年1月3日、エルサレム、ロイター
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新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威を振るう中、ドライブスルー方式で感染の有無を検査する子ども=2022年1月3日、エルサレム、ロイター
新型コロナウイルス「第7波」に備えて東京都は高齢者施設の対策に力を入れる。第6波では高齢者施設内で感染して死亡する人が300人を超えた。都はウイルスが持ち込まれる前提でいかに感染を広げないかに重点を置くが、敷地が狭い都市部ならではの事情も対策を難しくしており、現場からは「広げないのは限界」と苦悩の声が漏れる。(加藤健太) 「隔離がうまくできていれば…」。都内の養護老人ホームで副施設長を務める男性は後悔をにじませた。2月初旬に1人目の感染が判明後、感染力の強いオミクロン株は施設内で急速に広がり、2週間で39人のクラスター(感染者集団)となった。80代後半の利用者の男性は感染後に大腸の持病が悪化。救急搬送時に「コロナ患者は受け入れられない」と近隣で断られ、30キロ以上離れた病院に運ばれた後に死亡した。
コロナワクチンの接種率がようやく先進各国に追いつきつつある日本で、いよいよ「ワクチンパスポート」の本格導入が進んでいる。もともと接種を受ければ接種券に記録が残るし、自治体などでは、すでに独自にパスポートを発行して地域の商店街で割引を受けられる特典を付けるなどの例はある。それに加え、政府は年内にもスマホに記録を残せるQRコード方式のパスポートを発行する検討に入った。 しかし、話はそう単純ではない。先行するヨーロッパ各国では、パスポート発行は事実上のワクチン強制につながる、接種を受けていない人への差別につながるとして反対論が根強く、抗議デモも起きている。海外事情に詳しい航空ジャーナリストの鳥海高太郎氏は、日本でも課題は多いと指摘する。 「ワクチンを打った人からすれば、安心して生活できる権利を求めるのはわかります。実際に海外ではパスポートを持っているかどうかで様々な規制をかけているわけです。しか
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