安倍晋三元総理の銃撃事件に端を発した統一教会問題は、いまだ収束の気配を見せない。新聞やテレビといった大手メディアによる取材合戦も過熱の一途を辿っている。そうしたなか、旧統一教会の友好団体である「世界日報」への記事配信を巡って、揺れに揺れているのが時事通信社だ。社内から異論反論が飛び出す一方、同社の境克彦社長(63)が書いたブログの内容が新たな騒動を巻き起こしていた。 *** 【写真】福島みずほ氏のツイート以降、時事通信が炎上騒ぎに 時事通信の現役社員が嘆息交じりに打ち明ける。 「時事通信と旧統一教会の関係が指摘されるようになったのは、社民党の福島瑞穂党首のインタビュー記事が原因です」 それは、2006年元旦の「世界日報」に掲載された〈参院選をどう戦う〉という党首インタビューだった。 「政権与党幹部と旧統一教会の関係を追及している福島さん自身に、旧統一教会との繋がりがあったとすれば“特大ブー
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