『ミスト』はとにかく衝撃的なラストが語り草となっており、原作者のスティーブン・キングが小説から変更したその結末を絶賛したことも話題となっていました。 このラストは、人によっては「最悪だ」「そんな風になるわけがない」などと、激しい拒否反応を覚えるでしょう。しかし、筆者は結末に至るまでの物語を振り返ると、そこには明確にいくつかの大きな理由があり、納得できるものであったと考えます。そのワケを、以下より解説していきましょう。 [※本記事は広告リンクを含みます。] >>『ミスト』を無料視聴する ※以下より、映画『ミスト』の結末を含むネタバレに触れています。観賞後にお読みください。 1: 約束を守ろうとする実直な人間の、「他の全ての方法」が失われてしまったから 主人公のデヴィッドの最後の選択は、車に乗り合わせた仲間たちを、自身の息子を含めて銃殺するというものでした。銃弾が足りなかったためデヴィッド自身
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