漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。 ある作品の最終回を取り上げて徹底的に語るコーナーです。 今回は『寄生獣』の最終回について語ってみようと思います。 コーナーの性質上ネタバレ全開となりますので未読の方はご注意ください。 一応、最終回について語る前に『寄生獣』がどんな物語だったのか おさらいしておきましょう 『寄生獣』概要 ある日、空から多数の正体不明の生物が飛来した。 その生物は人間の脳に侵入・寄生して全身を支配し、他の人間を 捕食するという性質を持っていた。 寄生後も見た目は人間そのものであった彼ら「パラサイト」は、 高い学習能力から急速に知識や言葉を獲得し、人間社会に紛れ込んでいった。 主人公・泉 新一(いずみしんいち)もパラサイトに寄生された一人だが、 脳への寄生はまぬがれて、右腕に寄生されてしまう。 これにより、
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