MIKIO SAKABEの坂部 三樹郎氏と蘆田 裕史氏による対談 が5月下旬に行われた。 蘆田は現在熊本市現代美術館で開催中の「ファッション―時代を着る」展を共催している京都服飾文化研究財団(KCI)に勤務、また坂部は同展覧会の出品作家である。 蘆田は自身のブログにて「批評という行為はある作品の評価を言語化すること。批評を書くことはデザイナーが生き残る道を作っていくことにもつながる」と綴っている。今対談ではファッション批評の話題を中心に坂部と蘆田、批評される側とする側、双方の目線で話が展開されている。 ファッションに批評は必要なのだろうか。ファッションにおける批評の可能性とは・・・・ ——————————————————————————————————————————————- 蘆田 裕史(以下A):今回のMIKIO SAKABEのコレクションに関してChangefashionの企画で様々