宮本茂「この作品でマリオが人間になった」映画への挑戦を語る 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、イルミネーションと任天堂が共同で制作する『スーパーマリオ』のアニメーション映画。日本語版の吹替声優としてマリオに宮野真守さん、ピーチ姫に志田有彩さん、ルイージに畠中祐さんらが出演する。2023年4月28日より全国公開だ。 イベントでは“マリオの生みの親”で任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏と、アニメ制作会社イルミネーションCEOのクリス・メレダンドリ氏が登壇して本作の制作過程やこだわりを語った。 ――この作品を作ることになったきっかけを教えてください。 クリス14年前に宮本さんとお会いできる機会をいただいてそれに飛びつきました。そして今夜このような舞台に立つことができました。 宮本映画を作ってみてもいいかなと思い始めたときに、クリスさんとお会いしました。クリスさんの映画の作りかたと僕の