『100発100中』(ひゃっぱつひゃくちゅう)は、1965年12月5日に公開された日本映画。製作・配給は東宝。カラー、シネマスコープ。 007ブームの中で製作されたアクションコメディだが、ハードさよりも明るいしゃれっけを前面に押し出しており、秘密警察官を自称する主人公からして謎のキャラクターとなっている。 主演の宝田明は、本作品以降演技が都会的になったといい、幼少期を過ごした満州で中国人やロシア人にボディランゲージを交えながらやり取りをしていた経験が活かされたという[1]。 パリ=オルリー空港を離陸したエールフランス航空のジェット機。その機内には二人の日本人がいた。 一人はイギリス生まれの日系二世、もう一人は無口な男。ふたりは名前を明かさずバンコク・香港と旅をして、香港でお互いの旅の目的を語りあった。 しかしそこにバイクに乗った殺し屋が現れる。無口な男が殺し屋をルガー拳銃で返り討ちにするが