ナマイキな態度には高電圧を流して「理解」を促そう!ロボットと対話するアドベンチャーゲーム『BatteryNote』はインモラルな好奇心の背中を押す、“癖”むき出しで懇切丁寧な作品だった。ちょっぴりダークネスな萌えとポップさのバランスが絶妙 ゲームでキルできないはずのNPCを攻撃するとき、何を考えているだろうか。何も考えず、手持ち無沙汰に攻撃していることもあるし、なにか反応が返ってくることを期待して攻撃してみることもある。突如の攻撃に驚く声や悲鳴が上がるばかりで、攻撃行為がゲームプレイになんのメリットをもたらさなくとも、どうしてか「やってみてしまう」という人も多いだろう。 『Battery Note』は、ゲームキャラクターへの攻撃こそが目的のひとつになっている作品と言えるだろう。バッテリーの寿命が迫るロボットを充電して会話を楽しみ、時には「高電圧スイッチ」で許容量を超えた充電をして、不遜な態