テキサスはボディーンという片田舎に暮らす高校生の女の子が、ふとしたきっかけでローラーゲームと出会い、成長していく物語。 ドリュー・バリモアが初監督に選んだ題材は、恐ろしく既視感のある、ある種「凡庸」と言い切ってしまっても間違いではない青春映画でした。しかしながら、自分はこの「今までに100万本は生産されてきたであろう」青春映画の鋳型を用いて、ドリュー・バリモアという人が真剣に映画と対峙しようとしている様に非常に心を打たれてしまいました。現時点ではブッちぎりで本年度No.1の作品と言って良いでしょう。 本当に素晴らしい映画に出会うと、ちょっと言葉を失ってしまうというか、何も言うべきことがなくなってしまって、「とにかく観て!」としか言いようがないのですが、それではあんまりにもアレなので、良かった点を以下に羅列しておきます。 ローラーゲームを題材にした映画に思えるけど、支柱としてある太い太い柱は
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