旧帝国海軍の「零式艦上戦闘機」。飛行可能状態で現存するうちの1機は、日本人がオーナーです。現在アメリカで保管されている同機について、オーナーが国内での動態保存を目指す理由やその意義、そして「現状」と「将来」について話を聞きました。 日本人所有の零戦、国内公開もままならず? 2017年春、日本国内において旧海軍の戦闘機「零戦」の飛行展示が一般公開されます。 これに使用される機体は、ゼロエンタープライズ・ジャパン社の取締役、石塚政秀さん個人が所有する、現在アメリカで保管されているもので、同社はこの機体の日本への里帰りと国内での永年動態保存(飛行できる状態での保存)を目指しています。その石塚さんによると、2017年春ごろに最初の飛行展示を実施したのち、同年内におよそ10回程度、公開飛行の実施を目指す方針だそうです。 同機体は2014年9月に日本国内へ持ち込まれたものの、金銭的、法的、そして安保法
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