悪態のプログラマとある職業プログラマの悪態を綴る。 入門書が書かないプログラミングのための知識、会社の研修が教えないシステム開発業界の裏話は、新人プログラマや、これからプログラマを目指す人たちへのメッセージでもある。 仕事を頼まれたら断れない人がいる。傍から見ていて出来そうもないと思うような仕事でも引き受けてしまう。つい横から口を挟みたくなるが、本人が「出来る」と言っているのに、他人が「出来ないだろう」などと言うのも失礼だと思い、黙っている。しかし、案の定、期限が来ても仕事は終わっていない。 もちろん、何らかの理由で仕事が遅れるようなことはよくある。そういう場合は、可能な限り早く「出来そうにない」と言うのが誠実な対応である。しかし、期限が来るまで黙っていて、当日になってから「出来てません」などと言う人もいる。そういう人に限って、「明日までにやります」などと言うが、やはり出来ないのだ。 そう