歴史劇やファンタジーに登場する数々の王国、帝国、そして騎士たち。そこには国家や都市、団体を象徴するかのような、様々なマークやシンボル、紋章が描かれた旗や上衣、楯などが見てとれます。単なるシンボルやマークならともかく、それらの紋章には、実は様々な決まり事や意味があります。ここではそのしきたりや決まり事、「紋章学」について紹介しようと思います。ただし紋章学というものはとても奥が深く、いろいろ書物、文献を読んで勉強してみたところで、私ごときに修学できるようなものではありません。実際に紋章学全般を修学しようとすれば、何十年もの歳月が必要になることでしょう。ですからこのコーナーでやるのは、あくまでも紋章学の紹介及び、ファンタジーへの導入の薦めというレベルを出ません。それでもファンタジーや歴史劇を観たり、またゲームなどで作り上げたりする際のイメージソースにくらいにならなるかもしれません。まずはお楽しみ