昭和20(1945)年8月20日、真岡郵便電信局事件(まおかゆうびんでんしんきょくじけん)が起こりました。 すでに終戦の詔勅も発せられ、日本が戦闘を終結させていたあとの出来事です。 当時、南はずのこの日に、日本領であった南樺太にソ連軍が侵攻してきたことによって、最後まで本土との通信回線保持のために職務をまっとうした女子電信職員9名が集団自決した事件です。 ソ連は8月9日に、いきなり日ソ不可侵条約を破って満州、樺太、アリューシャン列島にまで攻め込みました。ソ連はそのままの勢いで、北海道や朝鮮半島全域まで、自国の領土に収めようとしたのです。 このときソ連が動員した兵力は、戦車5千輌、兵力157万人です。 日本は、ソ連の侵攻を知ると、8月13日には、樺太でも緊急疎開を開始しました。 15日正午には、玉音放送が流れ、大東亜戦争が終結していますが、それでもソ連が侵攻してきている以上、とにもかくにも樺
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