ブックマーク / hajic.hatenadiary.org (2)

  •  KANON:歴史的文脈 - はじめてのC お試し版

    さてさて。KANON2006の行方である。名雪が祐一を諦めてあゆが無事に引っ付いたらそれでいいのか、という話である。来祐一はあゆが好きだった、名雪は横恋慕だ、だからこれでいいのだ、世の中そんなもんだ、という説明は分かる。分かるがしかしそれで当にいいのか。僕は納得できない。 「祐一は実にあゆのことが誰よりも好きなのか」という疑問の検証が無視されている。おそらくあゆは祐一を愛しているだろう。名雪もしかり。けれど彼は?彼は誰かのことを当に好きになったことがあるのだろうか?この点に関し、名雪はかなり辛辣である。「祐一のは、そういうんじゃないんだよ」。 最も可哀想だから拾い上げるんだという無意識と選択が、主人公の取りうる選択肢のうちで最も傲慢で最も無様で最も無責任で最も醜い姿勢であることについて、デジタルノベルの歴史はすでにその記念碑的傑作、『君が望む永遠』において証明を済ませた。 つまり、そ

     KANON:歴史的文脈 - はじめてのC お試し版
  •  京アニ技術カタログ - はじめてのC お試し版

    アニメが大嫌いなアニメーター友人とハルヒを見る*1。アニメの仕事が嫌で嫌で仕方ないものだからアニメを見ようとしない困った人である。OPのスカートの揺れ具合を見て「このテンポで揺らすことは普通しない」とかブツブツ始めたのを皮切りに13話の踏切のシーン、背景を走り去る自動車が無駄に右折する、とか、9話部室でお湯のみを真上から描いてる*2、とかそんなことばかりごちゃごちゃうるさい。結論として『ハルヒ』は京アニの技術カタログだ、という話らしい。 確かに例えば9話は素人の僕が見ても仕掛けだらけだし、あのOPが目に鮮やかなのは異論のないところだろう*3。12話のギターが大騒ぎになっていたのはもちろん、この手の話は枚挙に暇がない。考えてみればハルヒの物語自体は6話で終わってしまっているわけで、のこりの8話はおまけである。クールの半分以上をおまけにしてしまうという京アニの不埒ぶり。12話をいれたり9話を

     京アニ技術カタログ - はじめてのC お試し版
    Amontrue
    Amontrue 2007/02/05
    アニメ嫌いのアニメーターが「京アニは作画偏執狂なんだよ。ぷんすか。」
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