感謝する心とは何か? 身近で暮らす人たち、家族、同僚、上司・部下、先生、同級生、先輩・後輩。 日本古来の伝統的な考え方に「和を以て貴しとなす」という言葉がありますが、コロナ禍の影響で、人と人との「つながり」は年々希薄になっているように感じます。 さらに「悪意が千里を走る」事柄に触れる機会も増え、 不平・不満や憎悪に満ちた感情や言葉に触れていると、 幸福感が下がる一方だと感じる方も少なくないでしょう。 しかし、思い出してみてください。 これまでに誰かの親切な振る舞いや行動に心が温まったこと。 たったいま貴重な時間を割いて、あなたの傷ついた心に寄り添ってくれた人の厚意、思い遣り、気遣い、ことば。 さまざまな厚意がつながることで、抱えていたこころの重荷を下ろすことができた。 そんな経験は誰にでも一つや二つはあるはずです。 ところが、職場では問題解決と称して、したり顔で「分析」ばかり。「早くデータ