ベルギー・ブリュッセルの病院で卵細胞質に精子を注入する医療従事者(2011年2月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/GEORGES GOBET 【4月16日 AFP】カナダの3家族が今週、重罪犯罪の前科があり、精神疾患のある男性(39)の精子を提供されたとして米国とカナダの精子バンクとその代理店を相手取り、1500万カナダドル(約12億7000万円)の損害賠償を求めて提訴した。「天才」の精子だと伝えられていたという。 この10年間で英国、カナダ、米国の少なくとも36人の女性が、提供されたこの男性の精子で人工授精を受け妊娠したとみられている。 訴状によると、3家族は米ジョージア(Georgia)州に本社を置くザイテックス(Xytex)とカナダ・オンタリオ(Ontario)のアウトリーチ・ヘルス・サービス(Outreach Health Services)にだまされたと主張している。これまでの