米オハイオ州立大学の研究室で、手や指を動かすタスクに臨むイアン・バークハートさん(2016年4月13日提供)。(c)AFP/Ohio State University Wexner Medical Center/ Batelle 【4月14日 AFP】事故で脊椎を損傷し、胸部から下がまひした米国人男性が、またコーヒーをかき混ぜたり、クレジットカードを機械に通したりするために自分の右手を使えるようになったとする研究報告が13日、発表された。 この史上初の偉業は、米オハイオ(Ohio)州出身のイアン・バークハート(Ian Burkhart)さん(24)の損傷した脊髄に代わり、脳と手の筋肉との間をつなぐ情報伝達経路となるコンピューター・ソフトウェアによって達成された。 米ニューヨーク(New York)州マンハセット(Manhasset)にあるファインスタイン医学研究所(Feinstein In