米アイオワ州オーセージの養鶏場(2014年8月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【5月13日 AFP】米国の鶏肉加工場の生産ラインで働く従業員たちが、日常的にトイレ休憩を拒まれ、おむつの着用を余儀なくされているとする調査結果が発表された。 貧困撲滅に取り組む国際NGO「オックスファム(Oxfam)」の米国支部が10日に公表した報告書によると、鶏肉加工産業に従事する25万人の「大多数」が、トイレに行く許可を求めても、一笑に付されたり、無視されたり、解雇すると脅されたりしているという。 報告書は従業員らが「人としての生理的欲求を拒否され、おむつを着用し立ったままの排尿や排便を余儀なくされている」と指摘。結果、従業員たちは極度に水分摂取を控え、苦痛と不快感に耐えているうえに、深厚な健康被害の危険にさらされているという。 匿名聞き取り調査の対象と
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