安倍晋三首相は26日の記者会見で、7月の参院選で憲法改正の議論が大きな争点になるとの考えを示した。過去1年間の憲法審査会の開催状況について「衆院で2時間、参院でたった3分だった」と説明。「憲法の議論すら行われない姿勢がいいのかどうかを国民の皆さまに問いたい」と訴えた。 首相は「令和の日本がどのような国を目指すのか理想を語るのが憲法だ。憲法改正を決めるのは国民の投票だ。国会議員には国民に判断の材料を提供する大きな責任があるはずだ。少なくとも議論する責任があるのではないか」と訴え、立憲民主党や共産党を名指しで批判した。その上で「参院選では、憲法の議論すらしない政党を選ぶのか、国民にしっかり自分たちの考えを示す政党を選ぶのかを決めていただく選挙だ」と主張した。
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