開業のめどもないのに3億円を出資です。 「農林漁業成長産業化支援機構」は政府が成長戦略として300億円を出資しましたが、累積損失が92億円に膨らんでいます。去年、3億円の出資を決めた“どぶろく居酒屋”も開業予定が立ちません。関係者によりますと、「場所も決まっていないのに投資判断できない」などの反対意見も出ましたが、社長の権限で多数決で出資を決めたということです。この事業の担当役員は別の企業も破綻させましたが、退職金は満額の1400万円とされています。
東京都内の日本語学校に留学生として通いながら介護施設で働いていた30代のフィリピン人女性が、施設に労働条件の改善を求めたところ、学校から退学、帰国を命じられたとして、学校に損害賠償を求め、近く東京地裁に提訴することが25日、関係者への取材で分かった。女性は介護施設で、ボランティア名目の現金支給のない労働を強いられていたとも訴えている。 女性側は「業者が留学生を安価な労働力として確保し、連携する学校が授業料などで利益を得るという構造的な問題がある」と指摘している。 学校は取材に「アルバイト先で違反があり、学則などに基づき退学とした」と回答した。
1990年に足利市で女児が殺害された足利事件で、菅家利和(すがやとしかず)さん(72)が再審開始決定を受けてから23日で10年を迎えた。再審を経て2010年に無罪判決を勝ち取った菅家さんは現在、冤罪(えんざい)を訴える人の支援のため全国を飛び回る。全国では足利事件以降、再審無罪が相次ぐ一方、再審開始までこぎ着けられる事件はまれなのが実情だ。冤罪による消えない記憶を抱えながら、菅家さんは「司法制度をさらに変えなくてはならない」と主張している。 「袴田巌(はかまだいわお)さんは80代ですよ。早く再審をやらなきゃ」。20日、足利市内で下野新聞社の取材に応じた菅家さんは語気を強めた。 袴田さんは、死刑が確定した強盗殺人事件(1966年、静岡県)で冤罪を訴えている。2014年に静岡地裁が再審開始を決定したが、検察側が即時抗告、東京高裁が2018年に地裁の決定を取り消した。 袴田さんを支援している菅家
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