“飛び散る電力”──Splashpowerという名前の企業が日本に上陸した。同社は、ポータブル機器向けの“非接点”充電器の分野で、デファクトスタンダードを目指している。 非接点充電器というのは、コネクタをはめることなく近づけるだけで電力を供給し、バッテリーを充電できる機器のことだ。ひげ剃り器などに使われているほか、国内でもPHSが採用している。 しかし携帯電話などへの採用が少なかったのは、仕組み上充電に時間がかかっていたからだ。「従来の技術では電力効率に制限があった。Splashpowerの技術を使えばプラグインパワー(コネクタで接続)と同じ効率で充電できる」と、同社CEOのLily Cheng氏。iPod miniや、「P901i」を充電するデモンストレーションをCEATEC会場で披露していたが、携帯電話の充電ならば約90分と、コネクタを接続した場合と遜色ない。 技術的なポイントは磁界の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く